◇ Unitree latest product and product roadmap(本講演は英語で講演いたします)
Unitree Robotics社 Sales Department Senior Director Irving Chen
最新の電動4足歩行ロボットのワールドワイドのマーケットの状況やUnitree Robot社の最新製品や将来の製品戦略について紹介します。
◇ Unitree Go1の開発環境とlow level APIの使用例
TechShare株式会社 技術部 技術マネージャー 大坪 基秀
Unitree Go1を使った二次開発の方法を紹介する。また、low level APIを使用した例を示す。
◇ 四脚ロボットの深層強化学習による頑健な歩行制御と屋外実環境での自律移動
千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター 主席研究員 入江 清
千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)における四脚ロボットA1・Go1を用いた研究を紹介する.シミュレーションを用いた深層強化学習により,メーカー組込みの歩行制御に比べ,外乱に対し頑健かつエネルギー効率の良い制御を実現した.この歩行制御と独自の移動ロボット技術(地図構築・自己位置推定・障害物認識・経路計画など)を統合することで段差を含む屋外の様々な環境を自律移動させることに成功した.
◇ 建設現場向け四足歩行ロボット関連開発とデジタル基盤整備
大成建設株式会社 建築本部 生産技術イノベーション部 部長(ICT担当)兼 先端ICT推進室長 中谷 晃治
2年ほど前から、建設現場向けに開発してきた四足歩行ロボット搭載用のペイロードの開発経緯、現状、今後の展望についてご説明致します。また、当部で現在開発中のその他自律走行ロボット等のご紹介や、建設現場で各種ロボットを実際に運用する際に課題となる現場内Wi-Fiや各種データ収集・分析環境などのインフラ整備についても最新の取組み事例を交えながらご説明します。
◇ 4足歩行ロボットによる農業支援
東京大学 生産技術研究所 准教授 大石 岳史
農作物栽培時の病害虫の検出、駆除を目的とした4足歩行ロボットプラットフォームと、圃場における実験の様子などを紹介する。また移動ロボットに搭載したLiDARやカメラによる3次元計測、位置推定の基礎技術などについても概説する。
◇ ロボットを使った資産管理とロボット運用
ネットワンシステムズ株式会社 ビジネス開発本部イノベーション推進部 シニアエキスパート 荒牧 大樹
ネットワンではRFIDを利用した資産管理のデータ収集の自動化の実験をUnitreeを利用して実施しました。今回はその経験の共有と、Unitreeを含んだ様々なロボットの管理・運用が可能なInOrbitの紹介をします。
◇ 四足歩行ロボットの農業分野での活用研究
株式会社ディースピリット 代表取締役 大野 栄一
近年、スマート農業を目指すうえで、ロボット活用の取り組みは活発に進んでいるが、四足歩行ロボットの農業分野への活用は、日本ではあまり見られない。当社は、四足歩行ロボットに物体認識AIを活用した収穫ロボットアームを搭載することで、農業分野での活用の可能性を研究中。それらの取り組みの経緯と現在の取り組み状況、今後の解決すべき課題について紹介する。
◇ 4足歩行ロボットにおける2D LiDARの問題点と3D LiDARの展望
TechShare株式会社 技術部 石川 皓詞
電動4足歩行ロボットの小型機Go1では、LiDARを使用する際には、一般的にサイズの面から2D LiDARが好まれてきました。しかし、実際の運用においては、4足歩行ロボット固有の問題も発生することがあります。この講演では、4足歩行ロボットにおける2D LiDARの利用に関連する問題点と、それに対する解決策としての3D LiDARの可能性について話します。
◇ Unitree 電動4足歩行ロボットとディープラーニングを使った自動巡回点検の可能性
株式会社IntegrAI 代表取締役 Nomunbayasgalant Bayarbat
電動4足歩行ロボットに設置されたカメラとディープラーニングを利用し、アナログメータ(流量計や圧力計)やデジタルメータ、制御盤などの計器を
自動巡回点検する取り組み。Chat-GPT等に代表される生成AIのおかげで、ロボットの自動制御がより簡単になりつつある。ディープラーニングを
用いて巡回点検の完全なる自動化を目指す。
◇ 産業IoTミドルウェア intdash のロボットサービスへの適用
株式会社アプトポッド セールスグループ マネージャ 寺岡 淳
Distributed Intelligent Robot Control Technology based on Ultra Low Latency Transmission
インターネット上で独自開発の超低遅延伝送技術を活用し、距離的制限なくし、遠隔から多様なロボットを知能的制御を行うシステム構成と動作過程を説明いたします。展示ブースにてデモと詳細を説明いたします。
◇ 多用な移動体に対応する自己位置推定技術
株式会社LOCT(名古屋大学) 工学研究科 代表取締役/助教 赤井 直紀
2D LiDARを用いた自己位置推定は移動ロボットによく利用されるが、うまく機能するためには、車輪を用いた移動量予測を行うことが重要となる。しかし移動体の種類は多用であり、例えば4足歩行ロボットなどでは、この車輪を用いた移動量予測は行えない。本講演では、車輪を用いた移動量予測が行えない移動体でも、自己位置推定を実現する技術を紹介する。
◇ 2D LiDAR x Visual SLAM: センサー併用による自律走行機能の開発
TechShare株式会社 技術部 兼田 浩幸
ロボットの自律走行において、現在位置を精確に把握することは重要な要請となる。コア技術のひとつであるSLAMは使用するセンサーの特性に応じて環境への得手不得手があるとされ、単一のセンサーのみでは対応が困難なケースがある。今回はUnitreeの脚ロボットを題材に、2D LiDARやカメラを用いた、より頑健な自律走行実現のための開発事例に触れる。
◇ 超低遅延基盤分散知能実現のための遠隔ロボット制御技術
株式会社 TeamGRIT 技術研究所 技術部門社長 Sung Il Kang
Distributed Intelligent Robot Control Technology based on Ultra Low Latency Transmission
インターネット上で独自開発の超低遅延伝送技術を活用し、距離的制限なくし、遠隔から多様なロボットを知能的制御を行うシステム構成と動作過程を説明いたします。展示ブースにてデモと詳細を説明いたします。
◇ 10万円台における高分解能3D-LiDARの実現
Dolphin株式会社 代表取締役 段 志輝
空間認識の用途で、最近3D-LiDARが注目されています。ただ、価格や取り扱いのことから、2D-LiDARとカメラセンサーと併用する応用が多いです。Dolphin社発明の磁界共振型の走査技術により、96レイヤまで可能にした高分解能と10万円価格帯を両立した3D-LiDARをご紹介します。
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