SCOUT 2.0 ー差動ホイール型４WD UGV（無人走行ロボット）

SCOUT 2.0は、コンパクトなボディと低消費電力を特徴としたUGVです。四輪駆動型で冷却機能や安全機能、および回転機能が備わっており、長時間駆動可能で屋内外を自由に移動します。

あらゆる地形に対応するシャーシプラットフォーム

複雑な環境に適応する機能を備えた移動プラットフォームであり、その独立サスペンションの特性は、さまざまな険しい経路への対応を可能にします。実際のアプリケーションでは、様々な機器の搭載とナビゲーションシステムを追加することにより、検査・検出・輸送・教育などのシナリオに使用できます。また、最小回転半径が0mのため、狭い環境でも簡単にコントロールすることができます。

コンパクトなボディと超低消費電力

前モデルSCOUT 1.0と比較して25％の小型化に成功し、低消費電力になり動作時間が長くなりました。各ホイールは、独立した200Wブラッシュレスサーボモーターを採用し、ダブルトランスバースアーム独立サスペンションを採用しています。パワーを維持したままボディの地形への適応性を大幅に向上させ、安定性と衝突防止能力を確保します。それにより、10cmの障害物を乗り越え、屋外で簡単に作業することができます。

循環冷却システム

アップグレードされた冷却システムでは、内部および外部の循環冷却システムが統合されています。強力なファンモジュールを搭載しており、シャーシの動作時間を効果的に改善し、高温環境に適応します。リアルタイムでの温度監視やその他のセキュリティ対策もあり、シャーシをより安全で信頼性の高い方法でリアルタイムに保護します。

二次開発

独自のメイン制御システムを備えており、操作モードをカスタマイズできます。ユーザーはCAN Busプロトコルを通じてメインコントロールと通信することができ、オープンソースSDKとROS_PACKAGEも提供されています。Busインターフェースはボディ周辺に装備されており、DGPSやステレオカメラ、LiDAR、赤外線/超音速障害物センサーなどの外部機器を容易に接続することができます。また、アプリケーション開発用のモバイルプラットフォームとして利用できるROSやBaidu Apolloなどの自動運転システムをサポートします。

スペック詳細

サイズ（W×H×D）	930mm×699mm×349mm	最大走行速度	6km/h
ホイルベース	498mm	バッテリ稼働時間	4h
トレッド幅	582mm	充電時間	2.5~3h
車体重量	67kg	最大走行距離	15km
最低地上高	135mm	モーター	4 × 400W ブラッシュレスサーボモーター
可搬重量	50kg	ブレーキ方式	サーボブレーキ
最小回転半径	0m	ドライブ機構	差動四輪型
登坂角度	<30°	サスペンション機構	フロント＆リアダブルロッカー独立サスペンション
障害物乗越え能力	15cm	通信インターフェース	Standard CAN 232 Serial Port
動作温度	10 ~ 45℃	防塵・防滴の保護等級	IP22 （オプション）IP44 IP64

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